「Age of Rivals」レビューと感想・評価:展開のはやい国家経営対人型ボードゲーム

2020年6月4日ボードゲーム評価

Age of Rivals」はカードを使った対人型ボードゲームです。

プレイヤーは国家を経営し、資源を集め、兵を雇って敵国に戦争を仕掛けなければなりません。

こう聞くと複雑なゲームと思われるかもしれませんが、ゲーム自体はとても単純です。

基本的にやることは、どのカードを購入するのか、そして戦争時にどのカードで敵のダメージを受けるかだけです。

内容をざっくりと説明します。

 

ゲームの概要

ゲーム開始時に各プレイヤーには4枚のカードが配られ、この中から欲しいカードを購入します。

購入ということは、お金を持っているのかニャ。

そうですね。開始時にコインが20枚配られます。

プレイヤーは購入作業を交互に8回くりかえし、8枚のカードを手元に集めます。

カードにはそれぞれ特徴があり、カードごとに相乗効果もあるのでよく考えて選びましょう。

勝利点の書かれているカードもあり、ゲーム終了後に勝利点が多いプレイヤーの勝ちです。

 

戦闘について

たがいにカードを8枚購入したのちに、戦闘が始まります。

買い物のあとにすぐ戦闘ニャ。

戦闘は2回行われ、最初の戦闘はたがいの3つの拠点を攻撃。その結果によって勝利点が得られます。これは自動で行われます。

そのあとでたがいに8枚のカードの持っている攻撃力を使って、相手を攻撃します。

いっぽうで、カードそれぞれには耐久値があります。8枚のどのカードで相手の攻撃を受け止めるかを決めます。

戦闘後に、生き残ったカードの勝利点が合計され、それがスコアになります。そのためどのカードで攻撃を受け止めるか(どのカードを犠牲にするか)はよく考えましょう。

これを4ターン繰り返して、勝利点の一番多い

 

まとめ

簡単に説明しましたが、チュートリアルをやってから1試合やってみればすぐに理解できるかと思います。

ゲームのコツとしては、最初は資源カードをとっていったほうがいいでしょう。

資源があれば、他のカードを買うときのコストが下がります。

また敵がその資源を使うときに、使用料をとることもできます。

10~15分もあれば1試合おわるスピーディな展開に、資源を集めたり兵を雇ったりとちょっと4Xゲームっぽさもあって、なかなかによく練られたゲームです。

オンライン対戦もすぐにマッチしますし、一対一の対戦型ボードゲームをもとめている人は試してみてもいいかと思います。